FRANCE / CHAMPAGNE · REIMS · 夫婦の旅とホテル選び · PR
シャンパーニュ地方・ランス観光とおすすめホテル4選|葡萄畑のオーベルジュを巡る
シャンパンの本場、フランスのシャンパーニュ地方にあるランスへ。パリから電車で約45分。大聖堂、Château de Sacyの葡萄畑ランチ、ヴーヴ・クリコを巡った旅から、次は泊まりたいオーベルジュとホテル4軒を紹介します。

ランス(Reims)は、シャンパンの本場・フランスのシャンパーニュ地方にある街。パリから電車で約45分で、大聖堂に圧倒され、葡萄畑を眺めながら本場のシャンパンを楽しめます。私たちにとって、「パリ旅行のおまけ」にしておくには惜しい場所でした。
今回いちばん楽しみにしていたのは、郊外の Château de Sacy(シャトー・ド・サシー)。葡萄畑の隣のテラスで味わう昼食から、オーベルジュで過ごす旅の楽しさを感じた一日です。
私たちは日帰りでしたが、食事を終えてもここでゆっくりしていたくなりました。この記事では実際に歩いたランスの魅力をたどりながら、「同じ景色の中で一泊するなら、どこを選ぶ?」という目線で、ホテル4軒を紹介します。Château de Sacyは昼食の体験、ほかの宿は公式情報をもとに選んだ次の旅の候補です。
ランスは日帰りでも楽しい。でも一泊したくなった理由
- 大聖堂と街歩きが中心なら、ランス市内のホテル。夕方に休んで、食事へ出やすい拠点になります。
- ぶどう畑と食事を旅の中心にするなら、郊外の宿。往復の車移動をまとめ、滞在そのものを楽しむ選び方です。
- 日帰りなら、私たちのように郊外で昼食を楽しむこともできます。先にテーブルと帰りの移動を考えておくと、現地で落ち着いて過ごせます。
パリからランスへ電車で約45分|市内のランス駅を選ぶ
パリ東駅(Paris Est/Gare de l’Est)から市内のランス駅(Reims)へは、直通のTGV INOUIという高速列車で約45分。2026年10月のSNCF Connectでは、最速46分と案内されています。便によって所要時間や乗り換えは違うので、予約画面では駅名と「直通」を確認したいところです。
郊外の Champagne-Ardenne TGV 駅と、市内の Reims 駅は別の駅です。最初に街を歩く旅なら、市内のランス駅に着く便が便利。郊外の宿へ直接向かう場合は、ホテルへの車移動も含めて考えると選びやすくなります。

パリから約45分。シャンパーニュへ行く電車の予約と乗り方
どの駅から乗る? 切符はどう使う? Trip.comでの予約、パリ東駅のホーム、乗車当日の流れを実際の写真で紹介します。
写真付きの乗り方を見る

最初はスベの泉へ。写真で上がった期待は、少し空振り
駅から街へ歩き、まず向かったのはスベの泉(Fontaine Subé)。Googleマップにきれいな写真が並んでいたので、かなり期待していました。正直に言うと、現地では「思っていたほどではなかったな」というのが私たちの感想です。

ただ、この日いちばん気分が上がらなかったのは、ここでした。この最初の印象で「ランスってこんなもの?」とは思わないでほしいです。少し歩いた先で、街の印象は一気に変わりました。
スベの泉は、エルロン広場とビュイレット通りが交わる場所にある、1906年に完成した高さ約17メートルの記念噴水。商人オーギュスト・スベの寄付で造られ、台座の4つの像はマルヌ、ヴェル、シュイップ、エーヌの川を表しています。市の文化財解説によると、もともと水の演出より彫像を重視した計画だったそう。大きな噴水ショーを期待するより、街の歴史を刻んだ目印として立ち寄ると受け取り方が変わりそうです。
ランスのノートルダム大聖堂|想像を軽々と超える大きさ
対照的に、ノートルダム大聖堂には大きな期待を持たずに向かいました。私たちが日本で見ていた旅の情報では、強くすすめる人にあまり出会わなかったからです。ところが目の前に立つと、めちゃくちゃすごい。とにかく大きい。まずはその大きさに圧倒されました。

石の壁も、上へ伸びる塔も、細かい彫刻も、写真の枠に収めようとすると途端に難しくなるほど。名前をよく聞くかどうかと、現地で受ける感動は別なのだと感じた場所です。ランスへ行くなら、ここは短い寄り道で済ませずに見てほしいです。

この大聖堂はフランス王の戴冠式、つまり王位につく儀式と深く結びついた建物。ノートルダム大聖堂、トー宮殿、旧サン・レミ修道院は、1991年にまとめてユネスコの世界遺産に登録されました。歴史を全部覚えなくても、高い天井とステンドグラスを見上げる時間だけで、ここまで来た意味を感じられます。
ランスの街並みは、大聖堂の前後も歩いて味わいたい
駅からスベの泉、大聖堂へと歩くと、ランスは有名な建物だけを見に来る街ではないと感じます。街の中を歩く時間があり、そこから少し車に乗ればぶどう畑へ。石造りの建物を見上げる時間と、緑を眺める時間が同じ一日に入るのが魅力です。

もし次に泊まるなら、市内にするか郊外にするかで迷いそうです。街に泊まれば、夕食のあとに帰り道を歩ける。郊外なら、ぶどう畑を眺める食事のあと、そのまま部屋で休める。どちらの時間を長くしたいかが、ランスのホテル選びの出発点になります。
最大の目的地 Château de Sacyへ|車窓からもう楽しい
街歩きのあと、いよいよ Château de Sacy へ。ランス中心部からタクシー感覚で利用したのはUberでした。実際の乗車記録は16.95ユーロで、10時52分から11時15分までの23分。だいたい17ユーロで行けた、というのがこの日の記録です。固定料金ではないので、利用するときの表示を確認してください。

車に乗っているあいだの景色も最高でした。街を離れて、ぶどう畑のある村へ。遠くに建物が見えてくると、目的地に着く前から気持ちがゆるんでいきます。

ぶどう畑の中で昼食。ここでごはんを食べられる幸せ

Château de Sacyは、シャンパーニュのぶどう畑に囲まれたホテル・レストラン。館内に客室とレストランがあり、私たちはテラスで昼食を楽しみました。こんなのどかな場所でごはんを食べられるだけで、本当に最高です。

グラスの向こうに畑が広がっていて、料理を食べながら、ときどき景色へ目がいく。何かを次々と見に行く旅行も好きですが、この席では、ここに座っている時間を長くしたくなりました。
宿泊しているらしい外国の旅行者が、サイクリングへ出かけていく姿も見かけました。昼食のあとも急いで街へ戻らず、こんなふうに過ごせたらのどかだなあ。客室を使ったわけではないけれど、食事の時間から「次は泊まりたい」と思えた宿です。

私たちの訪問時は、シャンパンがグラス1杯22ユーロから。気軽な一杯としては高めに感じましたが、本場のぶどう畑を目の前に飲めるなら、と思う気持ちもありました。料理と飲み物を合わせて予算を考え、ここで過ごす時間まで含めて選びたい場所です。

テラスの眺めを楽しむなら、予約時に屋外席の希望と利用できる季節・天候を確認しておくとよさそうです。宿泊とレストランは別々に空き状況を確認。帰りの車も、現地で慌てないようホテルへ相談するか、手配方法を考えておきたいところです。
ぶどう畑に泊まるなら|Château de Sacyの料金・客室を見る
Château de Sacyのレストラン・テーブル予約を確認
ヴーヴ・クリコへ|カフェとお土産選びも楽しい
昼食のあとはランスへ戻り、ヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)のセラー見学拠点へ。黄色を基調にしたカフェとブティックが併設されていて、おしゃれで、立ち寄るだけでも楽しい場所でした。

カフェに入らなくても、私たちはブティックでお土産を見ることができました。シャンパンのボトルだけでなく、贈り物にしたくなるものも並んでいて、ランスらしいお土産を探す時間にぴったりです。

地下セラーのガイドツアーと、カフェ・ブティックへの立ち寄りは別に計画すると分かりやすいです。見学したい場合は公式サイトでツアーの空きと言語を確認。営業日には季節による違いがあるため、予定日に合わせて確認してください。
お土産に気になったのは、地名を入れられる「Arrow」の缶
私たちは買わなかったのですが、「お土産ならこれがよさそう」と思ったのが、オリジナルの文字を入れた缶にシャンパンを収めるギフト。調べると、矢印形のケース「Arrow」は、好きな地名と、その場所からランスのセラーまでの距離を入れられる商品でした。

旅先の地名や、ふたりにとって意味のある場所を入れれば、飲み終わったあとも思い出が残る贈り物になりそうです。公式のランス拠点案内でも、Arrowは現地でカスタマイズできるギフトとして紹介されています。自由な文章や日本語を必ず入れられるとは限らないので、対応する文字と地名、所要時間、在庫は店頭で確認したいところです。
帰り道のサン・レミ聖堂も、相当大きい
その後は駅まで約40分の散歩。帰り道に立ち寄ったのが、サン・レミ聖堂(Basilique Saint-Remi)です。ノートルダム大聖堂の迫力で少し霞んでしまうのですが、ここも相当大きい。最初にこちらへ来ていたら、また違う驚き方をしていたと思います。


「サン・レミ修道院」として紹介されることもありますが、写真の建物は旧修道院の教会にあたる聖堂です。隣接する旧修道院は現在、博物館になっています。大聖堂と同じ世界遺産のまとまりに含まれ、フランス王の戴冠式の歴史にも関わる場所。駅へ向かう途中にも、まだこれだけの見どころがあるのがランスでした。
18時にパリへ戻り、19時からルーヴル。さすがに爆走でした(笑)
私たちはこの日、18時にパリへ戻り、19時からルーヴル美術館へ向かうという爆走スケジュールでした(笑)。ランスを日帰りで楽しめる近さはありがたいのですが、振り返ると、ぶどう畑でゆっくりしたあとは、もうそのまま泊まってもよかったなと思います。
この時間配分は私たちの旅の記録です。ルーヴルの夜間開館日や最終入場、列車の時刻によっては同じように組めません。次の予定が動かせない日は、帰りの移動に余裕を持たせたいところです。
ランスと周辺のおすすめホテル4選|ぶどう畑か、市内の便利さか
昼食だけでも好きになった Château de Sacy と、同じように食事と滞在を楽しめる2軒、街歩きを優先したい日に気になる市内の1軒を選びました。私たちはいずれの宿にも宿泊していません。以下は昼食体験と公式の立地・設備情報をもとにした比較です。
- ぶどう畑のすぐ隣で、食事と宿泊を楽しむ:Château de Sacy(サシー村)
- ランス市内で、邸宅の雰囲気と食事を楽しむ:Domaine Les Crayères(市内南東部)
- 眺めとスパに時間を使う:Royal Champagne Hotel & Spa(シャンピヨン、エペルネ寄り)
- 大聖堂と街歩きを中心にする:La Caserne Chanzy Hotel & Spa(ランス中心部)
1.Château de Sacy|私たちが昼食を楽しみ、次は泊まりたい宿

場所はランス郊外のサシー村(Sacy)。大きな魅力は、ぶどう畑に囲まれた建物で、食事の時間からその景色を楽しめることです。公式には客室やスイート、スパ、レストランが案内され、宿を目的地にする旅に向いています。
私たちが選ぶなら、まず客室からの眺めを確認します。部屋タイプによって景色は変わるので「ぶどう畑側」と分かる客室を比べたいです。レストランの空き、朝食の含まれる範囲、スパや自転車などの追加料金、ランス市内との往復手配も予約前の確認点です。昼食の体験があるぶん、次の一泊の第一候補になりました。
2.Domaine Les Crayères|市内で食事と邸宅の時間を楽しむ

ドメーヌ・レ・クレイエールは、ランス市内南東部、64 Boulevard Henry Vasnierにあるホテル。公式には20の客室・スイートと、レストラン Le Parc、ブラッスリー Le Jardin が紹介されています。ぶどう畑の中のサシーとは景色が違いますが、緑に囲まれた邸宅で、食事と宿泊をひと続きに楽しむ候補です。
街の観光もシャンパンの生産者の拠点巡りも予定に入れたいけれど、帰る宿には落ち着いた雰囲気がほしい、という旅に合いそうです。市内でも駅前のホテルではないので、荷物がある日は駅との移動を考えたいところ。Le ParcとLe Jardinでは食事の内容が異なるため、希望するレストランの営業日と予約を、客室と別に確認します。
客室とレストランの確認:Domaine Les Crayères公式
3.Royal Champagne Hotel & Spa|ぶどう畑の眺めとスパを主役に

ロイヤル・シャンパーニュは、ランス市内ではなく、エペルネ寄りのシャンピヨン(Champillon)にあるホテルです。丘のぶどう畑を望む立地に加え、スパと屋内・屋外プール、Le RoyalとLe Bellevueという2つのレストランが公式に案内されています。
Château de Sacyの景色に惹かれ、さらにホテルで休む時間をたっぷり取りたいふたりの候補に。街から何度も往復するより、滞在を中心にして周辺へ出かけるほうが合いそうです。ランス中心部に泊まるつもりで選ばないこと、駅との送迎方法、スパの予約と利用範囲、朝食・夕食を含めた総額を確認したいです。
眺め・スパ・所在地の確認:Royal Champagne公式
4.La Caserne Chanzy Hotel & Spa|大聖堂の前を帰る場所に

ラ・カゼルヌ・シャンジーは、ランス中心部のノートルダム大聖堂の正面にあるホテル。かつての消防署を改装した建物で、レストラン La Grande Georgette とスパもあります。郊外のオーベルジュとは違う選び方ですが、大聖堂に心をつかまれたなら「この景色の近くに泊まる」という楽しみがあります。
大聖堂、食事、街歩きを徒歩でつなぎ、郊外へは昼食のために出かける旅に合いそうです。全室が大聖堂ビューではないため、希望するなら客室名と眺望を確認。スパやプールも利用条件があるので、宿泊料金に含まれる範囲まで比べたいところです。
スケッチの参考:La Caserne Chanzy公式のCathedral Room
一泊するなら、こう時間を分けたい
次の旅を一泊で組むなら、大聖堂、郊外の食事、セラーを一日の中で全部急がなくていいように分けたいです。次の流れは、今回の体験をもとに考えた計画例。レストランやセラーツアーの営業日・予約枠に合わせて入れ替えてください。
- 市内泊の例・1日目:パリからランスへ → 大聖堂と街歩き → ホテルで休む → 市内で夕食。
- 市内泊の例・2日目:ぶどう畑へ車で出かけて昼食 → 予約枠に合わせてセラー・ブティック → パリへ。
- 郊外泊の例・1日目:ランスで大聖堂を見る → 郊外の宿へ → 食事と宿の時間をゆっくり楽しむ。
- 郊外泊の例・2日目:朝は宿の周辺で過ごす → 車でランスへ → セラー・街歩き → パリへ。
ふたりで決めるなら、「どの時間を持ち帰りたい?」
大聖堂を見上げた瞬間も、黄色いブティックでお土産を探した時間もよかった。でも私たちが次のランスでいちばん長くしたいのは、ぶどう畑の隣でごはんを食べて、急いで帰らなくていい時間です。だからまず、Château de Sacyの泊まりたい日の客室を見てみたいです。
街歩きの続きを楽しみたいなら市内へ、食事の余韻をそのまま部屋へ持ち帰りたいなら郊外へ。客室の料金だけでなく、食事代と移動代も合わせて比べると、ふたりに合う一泊を選びやすくなります。
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次はパリからランスへ。電車の予約から乗車まで
どの駅から乗る? 切符はどう使う? Trip.comでの予約、パリ東駅のホーム、乗車当日の流れを実際の写真で紹介します。
写真付きの乗り方を見る情報源と確認日
ランスとシャンパーニュ地方の観光案内:Champagne.fr公式
交通・施設・商品情報は2026年10月1日に公式サイトとTrip.comの掲載ページで確認しました。16.95ユーロ・23分の車移動、シャンパン1杯22ユーロからという金額と帰りの時間は、私たちの訪問時の記録です。現在の料金、客室の空き、食事・スパの利用条件は予約先で確認してください。記事の各章に公式情報へのリンクを掲載しています。
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