Milano → Bergamo
ミラノから日帰りで、丘の上の旧市街へ
ミラノから日帰りで、
ベルガモの旧市街へ。
ミラノから日帰りでベルガモに行ってきました。これが、めちゃくちゃ良かった。「ザ・ヨーロッパ」というような街並みを楽しめて、人もごみごみしていなくて落ち着いていた。ミラノに行くことは決まっているけど、ほかにどこへ行こうかな、という人にはおすすめです。
出発はミラノ中央駅。列車で約50分でベルガモ駅に着いて、まずは下町、それから丘の上の旧市街へ。実際に撮った写真と一緒に、行き方と街歩きを紹介します。1泊するならどんなホテルがいいか、という話も最後に。

01 / ミラノ中央駅から
ミラノ中央駅からベルガモへ。
直通列車なら約50分。
まずはミラノ中央駅から。大きな屋根の下にホームが並んでいる。出発案内の「Bergamo」を見て、ベルガモ行きの列車へ。Trenordの公式案内では、ミラノ中央駅からベルガモ駅までは直通で約50分。思っているより近いです。
ミラノから列車で1時間以内に行けるところを探しているなら、ベルガモは候補に入れやすい。ただ、約50分というのは駅から駅までの時間。目当ての旧市街は丘の上にあるので、駅に着いたらもう少し移動します。
日帰りなら、行きと帰りの列車を先に見ておくと予定を組みやすい。Trip.comで出発駅をMilano Centrale、到着駅をBergamoにして、行く日を検索してください。直通か乗換か、何分かかるか、支払総額と変更・払戻条件も確認を。運行の案内はTrenord公式でも見られます。
02 / ベルガモ駅に到着
ベルガモ駅に到着。
駅前から、もういい街並み。
駅を出ると、広場に噴水があって、その先に並木道が続いている。木の向こうには丘の上の建物も見える。これから行く旧市街は、あの上の方です。
ちなみに、駅があるのは下町のチッタ・バッサ(Città Bassa)。石畳の旧市街は、丘の上のチッタ・アルタ(Città Alta)という区域にある。駅前からそのまま旧市街が始まるわけではないので、この位置関係だけ知っておくと分かりやすい。

駅の近くを歩くだけでも、いい。
駅前からポルタ・ヌオーヴァへ向かう、パパ・ジョヴァンニ23世通り。並木に、色の違う建物、カフェのテラス席。駅の近くを歩いているだけなのに、ちゃんとヨーロッパの街並みを楽しめる。丘の上の細い路地と比べると、こちらは少し開けた感じです。
駅に着いたらそのままバスで旧市街に向かってもいいけど、時間があればこの通りを少し歩いてから上がるのもおすすめ。まず下町を歩いて、そのあと丘の上へ。街並みが変わっていくのも楽しい。

ポルタ・ヌオーヴァから、丘の上を見上げる。
並木道を進むと、ポルタ・ヌオーヴァ付近からこんな景色が見える。写真の左の塔は、下町にあるトッレ・デイ・カドゥーティ。その奥、丘の上に横長に広がっているのが旧市街のチッタ・アルタ。こうして見ると、上町と下町の高さの違いがよく分かる。

03 / 下町から、丘の上へ
上の方にある旧市街へは、
1番のバスで行けます。
丘の上へ行くには、駅前からATBの1番系統でチッタ・アルタ方面へ。下町を少し歩いてから上がるなら、今いる場所から使える停留所をATBの路線図で確認してください。
ベルガモ観光局の案内でも、1番バスで終点のコッレ・アペルト(Colle Aperto)まで上がって、そこから旧市街を歩く方法を勧めている。坂をバスで上がれるのはありがたい。街歩きのために体力を残しておけます。
乗る前に「Città Alta」「Colle Aperto」方面かを確認。利用日の停留所、運行時間、乗車券はATBの路線案内で見ておくと安心です。(駅から旧市街までの移動と待ち時間は、列車の約50分とは別です。)
ケーブルカーで上がる方法もある。ただ、乗り場は鉄道駅の目の前ではない。まず旧市街へ行くならバスを軸に考えて、ケーブルカーは行きか帰りの選択肢にすると予定を組みやすい。
04 / 丘の上の街を歩く
丘の上は、石畳の路地と広場。
こういう旧市街を歩きたかった。
丘の上に来ると、石畳の路地と古い壁が続いている。窓や扉の形、建物の色までいい。ベルガモは、街を歩くこと自体が楽しいところだった。ミラノ旅行にもう一日使うなら、こういう時間を過ごすのもいいと思う。
大きな観光名所を次々に回るというより、気になる路地に入って、広場で立ち止まって、また歩く。普通に歩いているだけで満足してしまう。笑 思い描いていたヨーロッパの街並みを味わうには、チッタ・アルタは打ってつけでした。

路地を抜けると、ヴェッキア広場。
旧市街の中心にあるヴェッキア広場。カフェの椅子、その向こうに石造りの建物、上には鐘楼のカンパノーネ。細い路地を歩いてきて、急に開けた景色になる。ここでちょっと座って過ごすのも良さそう。
初めて旧市街を歩くなら、この広場を中心に考えると見どころの場所が分かりやすい。建物を見て、また路地へ。写真を撮ったりカフェの席を探したりする時間も、ちゃんと取っておきたい。

ドゥオーモ広場には、装飾がすごい建物。
ヴェッキア広場から、パラッツォ・デッラ・ラジョーネのアーチを抜けるとドゥオーモ広場に出る。コッレオーニ礼拝堂の正面は、白とピンクの大理石に、細かい模様と彫刻がぎっしり。これは足が止まる。
近くで見ると、石の色も模様も面白い。
遠くから見たら建物の形がいいし、近づくと大理石の模様や彫刻まで見える。小さな広場だけど、じっくり見るところがある。石畳の街並みだけでなく、建物の細かい部分まで楽しめる。

広場の方を見るか、下町の方を見るか。
ヴェッキア広場側の写真。白い建物はパラッツォ・ヌオーヴォで、その周りに赤茶色の屋根、奥には緑の丘が見える。もう一枚、ドゥオーモ広場側の写真には、手前にコッレオーニ礼拝堂と聖堂の屋根、その向こうに下町の建物が写っている。見る方向が変わると、景色もかなり違う。
ちなみに、旧市街を囲むヴェネツィア時代の城壁は、世界遺産「ヴェネツィアの防衛施設群」の一部。複数の都市にまたがる世界遺産です。


聖堂の中は、天井まで華やか。
コッレオーニ礼拝堂のすぐ隣にある、サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂。外から見ると石造りの建物だけど、中には天井画と金色の装飾が広がっている。路地や広場を歩くのもいいけど、建物の中も見ておきたい。
内部を見学するなら、営業日や入場時間を確認してから。旧市街までの移動、食事、帰りの列車もあるので、予定は余裕を持たせておくのがおすすめです。

店先には、ピザやフォカッチャも。
街を歩いていたら、四角く切られたピザやフォカッチャが並ぶ店先もあった。ショーケースの奥は石造りの壁。建物を見ながら歩いて、こういう店先で足を止めるのも楽しい。

郷土料理も知りたいなら、フードツアー。
ベルガモの食文化も知りたい、という人には、現地ガイドと旧市街を巡るDo Eat Better Experienceという選択肢もある。
約3.5時間、少人数で4か所以上に立ち寄るツアー。運営者が挙げている料理の例は、詰めもの入りパスタのカソンチェッリ、ポレンタ、ジェラートのストラッチャテッラなど。内容は季節や当日の入荷によって変わります。
口コミを見ると、料理を食べながら歴史や文化の話も聞けるところが好評だった。一方で、食事の量や内容に対して割高だと感じた声もある。ガイドの案内や会話も含めて楽しみたい人向けです。参加するなら約3.5時間はこれに使うので、ほかの見学を詰め込みすぎない方がいい。
英語・イタリア語での案内。集合は旧市街のPiazza Mercato delle Scarpe付近で、ホテル送迎はありません。重度の食物アレルギーは参加不可と案内されています。歩きやすい靴を用意し、食事制限・出発時刻・取消期限は予約するプランで確認してください。
旧市街を歩いたら、下町のカフェで休憩。
丘の上を歩いたあとは、下町に戻ってカフェでひと休み。写真はチッタ・バッサのセンティエローネ付近で撮ったものです。柱廊のある通り沿いで、クリームがのったグラス入りのデザートを前に、のんびり過ごした。こういう時間もいい。
旧市街の石畳の路地とはまた違って、こちらは並木と柱廊のある景色。日帰りでミラノに戻る前に、下町の方も楽しめる。

帰りの駅は下町。移動の時間も忘れずに。
旧市街の路地、ヴェッキア広場、教会を見て、下町に戻ってカフェで休憩。ミラノから日帰りでも、上町と下町の両方を楽しめます。ただ、帰りのベルガモ駅は下町にある。丘から移動する時間、待ち時間、駅まで歩く時間も入れて、帰りの列車は余裕を持って選んでください。
05 / ベルガモのホテル
もう少しベルガモを楽しむなら、
1泊するのも良さそう。
ミラノから日帰りで行けるけど、旧市街で夕食を食べて、翌朝も散歩したいなら1泊するのもいい。丘の上に泊まるか、並木のある下町に泊まるか。どちらの街並みを歩いて過ごしたいかで選ぶと、イメージしやすいです。
ここでは、旧市街の建物を生かしたゴンビットホテルと、丘のふもとのサン・マルコを紹介します。写真はホテルの公式写真と広報資料。場所、客室、ホテルで見られる景色の違いを見ていきます。
旧市街の中に泊まる
GombitHotel
ゴンビットホテル
石造りの街並みの中で過ごしたい人に。旧市街のゴンビト塔の隣にあるホテル。ヴェッキア広場の周りを歩いて過ごすには、いい場所です。

写真引用:Gombit Hotel Bergamo / Marriott公式

写真引用:Gombit Hotel Bergamo / Marriott公式
外は石の壁で、客室には丸天井。旧市街の建物を生かしているのが写真でも分かる。掲載しているClassic Roomは、白い天井、グレーの壁、木の床という組み合わせ。建物の外観は重厚だけど、部屋の中はすっきりしている。歴史ある建物に泊まりたいけど、内装はシンプルな方が好き、という人には良さそう。
ヴェッキア広場を歩いて、そのまま旧市街の中のホテルに戻れるのがいい。口コミでも中心部の立地や客室のデザインが評価されている。ただ、鐘の音に触れている声もあるので、静かに寝たい人は部屋の位置を先に確認しておくと安心です。
ちなみに、部屋の形や眺めは客室によって違う。丸天井の部屋や旧市街が見える部屋に泊まりたいなら、掲載例だけで決めずに、予約する部屋の写真と説明を確認してください。車で行く場合は、旧市街の交通規制区域に入る許可について、事前にホテルへ相談を。
Via Mario Lupo 6 / Città Alta
丘のふもとに泊まる
Hotel Excelsior San Marco
ホテル エクセルシオール サン マルコ
上町も下町も、両方楽しみたい人に。下町のレプッブリカ広場にあって、旧市街へ上がるケーブルカー乗り場にも近い。下町を歩いてから丘の上へ行く、という過ごし方に向いているホテルです。

写真提供元:Concreta / OGS広報資料

写真引用:Hotel Excelsior San Marco公式
改装された客室の写真は、白とベージュの家具、大きな窓、明るい床。ゴンビットの丸天井と比べると、こちらは天井も家具もまっすぐな線で、軽い印象がある。ただ、改装は区画ごとに進めているので、同じホテルでも部屋の新しさや広さは揃っていない。(テラス付きの写真も、すべての部屋にテラスがあるという意味ではないです。)
もう一枚は、8階にあるRoof Garden Restaurantの窓際。ガラス越しに丘の上が見えて、食事と旧市街の景色を一緒に楽しめる。これはレストランからの景色なので、客室からも旧市街を見たいなら、眺望が明記された部屋を選んでください。レストランの営業日や席は、宿泊予約とは別に確認を。
口コミでは立地や屋上の景色が好評な一方、古さや部屋のコンパクトさを指摘する声もある。同じホテルでも、どの部屋を選ぶかで印象が変わりそうです。
Piazzale della Repubblica 6 / Città Bassa
空室と料金は日程で変わります。二社を比べるときは、同じ人数・客室条件に揃え、朝食、税・追加料金、キャンセル条件を含めて確認してください。
ほかのホテルも、日程を入れて比べる。
ほかのホテルも見ておきたいなら、ベルガモのホテル一覧へ。旧市街を歩いて過ごしたい場合は、宿の地図でチッタ・アルタまでの距離も確認して選んでください。
ミラノ中央駅から列車に乗って、ベルガモの下町へ。そこから丘の上の旧市街へ。並木道から石畳の路地に変わっていく景色も含めて、楽しい街だった。
旧市街を味わいたいなら、ベルガモはおすすめです。広場で立ち止まって、教会を見て、カフェでひと休み。ミラノ旅行の一日をこういう街歩きに使うのも、めちゃくちゃ良かった。
旅と掲載情報について
街歩きの感想と写真は2025年9月の訪問によるものです。ホテル・フードツアーは、公式情報と複数の利用者口コミをもとに紹介しています。ホテルの写真は、建物・客室・レストランの違いを比較するための引用および広報資料で、各写真の下に出典を記載しています。予約情報の確認日:2026年10月5日。列車・下町・旧市街へのバス案内は2026年10月7日に再確認。写真の場所は原本の撮影情報と写っている景色を照合しています。小さな挿絵は街歩きと滞在の選び方を表す生成イラストです。
街の案内:Visit Bergamo・チッタ・アルタ / 下町 / センティエローネ / UNESCO・ヴェネツィアの防衛施設群
行き方:Trenord・ミラノ中央駅〜ベルガモ / Visit Bergamo・旧市街へのアクセス / ATB・1番系統
施設・体験:GombitHotel / 旧市街への車のアクセス / Hotel Excelsior San Marco / Do Eat Better・Bergamo Food Tour
口コミ:GombitHotel・Trip.com / Booking.com / San Marco・Trip.com / Tripadvisor / フードツアー・Viator / Tripadvisor
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