ヴェネツィアを、
半日で楽しむ。

大運河の先に見えるサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂のドーム
ミラノから日帰りで訪れた、水辺の街。

Venezia

ITALY · VENICE / ミラノから夫婦で日帰り

ヴェネツィア観光は半日で足りる? 私たちは、運河沿いのランチ、サン・マルコ広場の老舗カフェ、ゴンドラまで楽しめました。食事中に流れてきたアコーディオンの音と、日本とはあまりに違う景色は、今も忘れられません。

街・食事・カフェ・ゴンドラを楽しむ半日。

選んだ列車は10:42着、16:18発。予定上の滞在枠は5時間36分です。寺院や宮殿の内部見学、離島めぐりは詰め込まず、水辺で過ごす時間を旅の中心にしました。

一日を、
時刻とともに。

朝のミラノから、ヴェネツィアの橋と運河へ。昼の予約を軸に、食事とカフェ、ゴンドラを楽しんだ一日です。
現地時間で表記。列車とランチは予約時刻、その他は写真の撮影時刻です。

  1. 朝のクロワッサン

  2. ミラノから列車へ

  3. ヴェネツィアへ

  4. 橋で最初の一枚

  5. 運河沿いのランチ

  6. 広場でカフェ時間

  7. ゴンドラの上へ

  8. ジェラートをひとつ

  9. 帰りの橋でも

  10. 帰りの列車

01 / MILANO → VENEZIA

ミラノの朝から、
水の街へ

ミラノ中央駅から、ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅へ。私たちの往路は08:15発、10:42着の予約で、所要時間は2時間27分。片道約2時間半の列車旅です。

生ハムと葉野菜を挟んだクロワッサン
この旅では毎朝、生ハムのクロワッサン。ヴェネツィアへ向かう朝も、まずはこれから。

出発前に、生ハムのクロワッサンで朝食を。この旅行では毎朝、生ハムのクロワッサンを食べていました。この日の朝食は10ユーロほどだったと覚えています。

生ハムの好みを言えば、イタリアのプロシュートよりスペインのハモンセラーノのほうが好き。朝食を済ませたら、列車のホームへ向かいます。

ミラノを出た列車は、緑の中をヴェネツィアへ進んでいく。
海が見えてきた。夢に見たヴェネツィアが、もうすぐそこに。

列車の窓の向こうには、緑の景色、そして海。街に着く前から、旅の景色が変わっていきます。

緑の景色が続いていた車窓に、徐々に海が見えてきます。「これが、夢に見たヴェネツィアか」。街を楽しむ期待が膨らみました。

降りる駅は、ヴェネツィア・サンタ・ルチア

私たちが選んだのは、本島のヴェネツィア・サンタ・ルチア駅に着く便です。ミラノから日帰りを計画するなら、往復の列車を見て、本島で使える時間を先に決めておきましょう。

この日の帰りの予約は16:18発、ミラノ18:55着。往復とも片道約2時間半なので、ヴェネツィアでの半日に加えて、列車の時間も一日の予定に入ります。

ARRIVAL / FIRST VIEW

駅近くの橋から、
ヴェネツィアの景色へ

最初の記念写真は、駅近くの橋で。大運河を背景に一枚撮ってから、街歩きへ向かいました。

02 / LUNCH BY THE CANAL

運河沿いのランチが、
忘れられない時間に

12:00に予約していたのは、リストランテ・ダ・ラファエーレ。私たちは運河沿いの席でランチをしました。

運河沿いに席を並べたダ・ラファエーレのテラス
予約していたランチは、この運河沿いの席で。食事のすぐ横を、ゴンドラが通っていく。

ゴンドラと、アコーディオンの音

目の前の運河を、アコーディオンを弾きながらゴンドラが通っていきました。日本とはあまりに違う景色に、本当に涙が出ました。

半日の旅で何を選ぶか迷ったら、食事の時間も候補に。昼の予約が一つ決まっていると、前後に楽しみたいことも選びやすくなります。

ダ・ラファエーレで食べたトマトのパッケリと運河沿いの席
あまりにおいしくて、帰ってから家でも作ったトマトのパッケリ。旅のあとまで残った味。

帰ってからも作った、トマトのパッケリ

トマトのパッケリがあまりにおいしくて、帰ってから家でも作りました(笑)。旅先で食べて終わりではなく、帰国後の食卓にも残った味です。

ダ・ラファエーレは、運河沿いの席だけでなく室内の席もある店です。同じように水辺で食事をしたいなら、空席を問い合わせるときに席の希望も伝えてみましょう。

ダ・ラファエーレのテーブルから見える運河と橋
ゴンドラから聞こえてきた、アコーディオンの音。日本とはあまりに違う景色に、本当に涙が出た。
03 / PIAZZA SAN MARCO

サン・マルコ広場で、
老舗カフェのひと休み

ランチのあとは、サン・マルコ広場へ。1720年創業のカフェ・フローリアンで、広場を眺めながら休みました。

ホットチョコレートを、広場で

ここではホットチョコレートを注文。テーブルにはビールも並びました。広場の建物を眺めながら、街歩きの途中にひと休みです。

少し注文しただけでも、お会計は50ユーロほど。高いけれど、ヴェネツィアで飲むドリンクは別格でした。

近くの席では、たばこを吸う人もいました。

フローリアンのカップに注ぐホットチョコレートとテーブルの飲み物
歩いたあとは、フローリアンのホットチョコレート。広場の景色を眺めながら味わった。
サン・マルコ広場の鐘楼と寺院、広場を歩く人々
ランチのあとに向かったサン・マルコ広場は、人でにぎわっていた。
フローリアンの屋外席で過ごす著者とサン・マルコ広場
高いけれど、ヴェネツィアで飲むドリンクは別格。広場の席で、ひと休み。
フローリアンのテーブルに座る著者、ホットチョコレートとビール
ホットチョコレートとビールを並べて、2人で広場の景色を眺める。

座って過ごすなら、メニューも先に

フローリアンはテーブル席とカウンターで料金が異なり、演奏時には音楽の追加料金もあります。注文前に、その日のメニューと席の条件を見ておきましょう。

通常の席予約は受け付けていません。半日の行程では、カフェのために使う時間も、帰りの列車までの余裕と合わせて考えたいところです。

50ユーロほどは、このときの注文全体のおおよその記憶です。1人分や飲み物1杯の価格、現在のメニュー料金ではありません。

04 / GONDOLA

ゴンドラに乗って、
水辺の街をもう一度

カフェのあとは、ゴンドラへ。大運河と細い運河を巡り、船の上からヴェネツィアを眺めました。

レンガと石の建物に挟まれた細い運河と、ゴンドラの船首。
大運河から、建物の間に伸びる細い運河へ。船首の先の水路を、ゴンドラで進んでいく。
細い運河のゴンドラに座る女性と、後方で櫂を持つ船頭。顔は著者アイコンで覆っている。
細い運河では、建物の壁が座席のすぐ横まで近づいてくる。

細い運河へ入ると、両側の建物が近くなります。水面、壁、窓、その間の空。広い大運河を眺めるときとは、また違う景色でした。

歩いた街を、水面から見上げる

大運河では空が広く、細い運河では建物の壁がすぐそばに。歩いて眺める景色とは、街との距離が変わります。

ゴンドラが細い運河へ入ると、街との距離がぐっと近くなる。
ヴェネツィアの運河でゴンドラに座る2人。顔は著者アイコンで覆っている。
こんな遠くまで来て、2人でゴンドラに。水の上から見た街の景色に感激した。

ここまで来て、乗ってよかった。

ゴンドラの赤い座席と、向かい岸に並ぶ建物。
歩いて見た街を、今度はゴンドラの低い座席から眺める。

高いけれど、私たちは乗ってよかった

こんなに遠くまで来て、こんな場所で、素晴らしい景色を見られた。そのことに感激しました。高いけれど、ゴンドラに乗ってよかったです。

約€90私たちの支払額の記憶
20–30分ほど · 乗船時間の記憶

2025年9月に乗ったときのおおよその金額と時間です。これから乗る場合は、人数、コース、所要時間、総額を乗船前に確認しましょう。

半日の中でゴンドラに時間と予算を使うかは、何を楽しみに来たかで変わります。私たちには、船上で景色を眺め、2人の写真を残すことが、この旅の楽しみの一つでした。

GELATO & GOODBYE

ジェラートと、
帰りの橋の一枚

ゴンドラのあとは、SUSOのジェラートを手に街を歩きました。運河を背にしたジェラートも、ヴェネツィアの思い出です。

帰り道の橋では、周りの人たちも写真を撮っていました。私たちも、もう一度2人で一枚。もう少しいたかった、という気持ちを残しながら、駅のほうへ戻りました。

運河を背景に、SUSOのロゴが入ったウエハースを添えたピンク色のジェラート
ゴンドラを降りたら、SUSOのジェラートを片手に、もう少し街を歩く。

帰りの列車は、駅に戻る時間から逆算

帰りは16:18発の便を予約。15時台には帰路の写真を撮り、16時ごろには駅の近くまで戻っていました。

日帰りの予定を作るなら、まず帰りの発車時刻を決め、駅でホームを確認する時間、その前に駅へ向かう時間を残しましょう。最後の寄り道から発車までを、すべて観光に使える時間として詰め込まないほうが安心です。

サン・マルコ広場からなら、リアルト橋、ストラーダ・ヌオーヴァを経て駅へ向かう道もあります。市の徒歩経路案内を参考に、駅から遠い場所にいるうちに帰路を確認しておきましょう。戻る途中で時間が少なくなったら、追加の店探しや写真の寄り道を減らして、駅へ向かうことを優先してください。

ミラノには18:55着の予定でしたが、実際に戻ったのは21時過ぎでした。日帰りの夜にも予定を入れるなら、列車の予定時刻だけでぎりぎりに組まないほうがよさそうです。

05 / PLAN YOUR HALF DAY

半日で足りるかは、
したいこと次第

私たちは、水辺の街歩き、運河沿いのランチ、広場のカフェ、ゴンドラ、ジェラートを楽しめました。半日で街の雰囲気を味わう旅はできましたが、ヴェネツィアをひと通り見たわけではありません。

この日、選んだこと

街を歩いて写真を撮ること。食事とカフェで座って過ごすこと。ゴンドラから景色を眺めること。訪れる数より、一つずつの時間を楽しむ半日でした。

この日、入れなかったこと

寺院や宮殿の内部見学、離島めぐり。こうした体験もしたいなら、私たちと同じ半日の枠へ足し続けず、食事・カフェ・ゴンドラのどれを優先するか、滞在を増やすかを考えたいところです。

半日は、ヴェネツィアでの時間

ミラノから往復する旅全体は、半日では収まりません。私たちの列車の予定は08:15発、ミラノ18:55着で、合計10時間40分。現地の約6時間に加えて、往復の移動も一日の予定に入ります。

予約した列車から見た、一日の時間
区間予定時刻・時間
往路:ミラノ→ヴェネツィア08:15→10:42
2時間27分
ヴェネツィアでの滞在枠10:42→16:18
5時間36分
復路:ヴェネツィア→ミラノ16:18→18:55
2時間37分

2025年9月15日乗車分として予約した便の予定時刻です。現在の便の時刻は、予約時に確認してください。

同じ半日でも、昼の予約から組む

ミラノからの日帰りなら、往復の列車を選んだあと、昼の食事と、必ず楽しみたい体験を一つ決めると予定を組みやすくなります。私たちのようにランチを予約するなら、その前後に街歩きやカフェを置く考え方です。

使える時間が短い日は、ランチとカフェの両方に長く座る行程にせず、どちらか一方を選ぶ方法もあります。ゴンドラを優先するなら、追加の寄り道を減らして、乗船と駅への帰路に時間を残しましょう。

次なら、もう少しゆっくり

帰りぎわには、もう少しいたかった。私たちの好みなら、次は1〜2泊して、食事や街歩きをゆっくり楽しむくらいでもよさそうです。

半日で足りるか、泊まるか。名所を全部見たいのか、水辺で食事をして街の雰囲気を味わいたいのか。旅で楽しみにしていることから選ぶと、日帰りの過ごし方も見えてきます。

日帰りなら、入島料の対象日も

渡航する年の入島料と手続きを、ヴェネツィア市の公式案内で確認してください。2026年の試行は7月26日で終了しています。2027年の対象日と料金は、2026年10月6日の確認時点では確定案内がありません。

BEFORE YOU GO

ゴンドラを事前に
予約したい人へ

私たちは現地でゴンドラに乗りました。これからの日帰り旅で事前予約を選びたいなら、帰りの列車に間に合う集合・乗船時間かを先に見ておきましょう。

集合時刻から、日帰りの予定を組む

事前予約の候補には、Trip.comの「ラグーンシティを巡るシェアゴンドラ乗船」があります。1名単位の料金で、大運河と小さな運河を巡る相乗りプランです。

予約画面には17:15や18:30の便もあります。今回の16:18発の帰り列車に合わせるなら、この夕方の便は選べません。先に利用日の集合時刻を確認し、早い便を選ぶか、帰りの列車や食事の順番を組み直しましょう。混雑期には乗るまで20分ほど待つ場合も案内されているため、駅への帰路まで含めて余裕を残してください。

座席は船のバランスを考えて指定されます。2人の並び方や写真の構図を大切にしたいなら、座席を自由に選べると思って予約せず、条件を確認しましょう。2人なら2名を選び、総額、集合場所、集合から解散までに必要な時間、キャンセル条件を日付・プランの画面で比べてください。

旅の情報・出典

体験は2025年9月15日のものです。本文の約10ユーロ・約50ユーロ・約90ユーロと乗船時間は、旅を振り返ったおおよその記憶です。店舗の案内と予約条件は2026年10月6日時点で確認しています。営業時間や料金、予約商品の条件は、ご利用前に公式案内と予約画面をご確認ください。挿絵は生成イラストを使用しています。

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