北京トランジット、
約20時間の観光へ。前門大街で食べて、歩いて。
バルセロナの前に、もうひとつの旅。
中国国際航空でバルセロナへ。途中の北京で、次の飛行機まで約20時間。「これはもう、楽しむしかない」。そんな気持ちで、北京の街へ出てみました。

目的地はスペイン。
でも今夜は、
北京ダック。
今回の旅の目的地はバルセロナ。羽田から中国国際航空に乗り、北京を経由する航空券を選びました。
北京到着は19時、次の出発は翌13時20分。予約画面で見ると、乗り継ぎは18時間20分。空港と街の移動や睡眠もありますが、夜ごはんを食べて、翌朝に少し散歩する時間はありそうです。
それなら、前門大街の近くに1泊してみよう。おいしいものを食べて、北京らしい景色も見られたらうれしい。そんな私たちの、短い北京旅行です。
ふたりの北京寄り道マップ
着いた日の夜から、翌日の出発まで。食べて、歩いて、ちょっとひと休み。
- 北京に到着!羽田から中国国際航空で。
寄り道旅、ここからスタート。 - 前門大街へ空港から車で約1時間。
移動は約120元でした。 - 北京ダックを満喫京福巷で、念願の半羽。
約2,000円がうれしい。 - 前門大街の夜を歩く明かりが続く通りを散策。
今夜の宿はManxinホテル。 - スタバと食べ歩き羊串、ストローで飲むカニまん。
朝の前門大街も楽しもう。 - 車窓から天安門混雑を見て、車でひと回り。
あの景色を目に焼き付けて。 - 帰りはプレミアムゆったりシートでひと息。
次の便に向け、空港へ戻ります。 - いよいよバルセロナ!北京の思い出も荷物に加えて。
旅は、まだまだ続きます。
乗り継ぎは18時間20分。時刻は現地時間です。朝の食べ歩きはまとめて紹介しています。空港へ戻る時間は、航空会社の案内と道路状況から逆算してください。
お財布より先に、
スマホの準備。
上海へ行ったときと同じく、北京でもスマホ決済が大活躍。短い滞在だからこそ、支払いがすぐ終わるのは助かります。
今回も頼りになったのはWeChat Pay。食事も移動も、私たちが使ったところでは本当によく使えました。以前の上海4泊旅でも現金を使わず、今回も出番なし。気づけば、中国のお札を見ないまま旅が終わっていました。
クレジットカードを使える場所もありますが、WeChat PayかAlipayを準備しておくと身軽です。出発前に登録やカードの設定を済ませて、現地で通信できる状態にしておきたいところ。
私たちは現金を使いませんでしたが、スマホの不調に備えた予備の支払い手段もあると安心です。
空港からのタクシーも、思ったより手頃。
北京首都国際空港(PEK)から前門・天安門広場方面までは、車で約1時間。支払い履歴は119.30元で、約120元でした。旅行時の目安で約2,760円。「1時間くらい乗って、この金額なんだ」と、ちょっと驚きました。
円換算はいただいた旅行時の目安(1元約23円)。時間や料金は道路状況・車種などで変わります。

ホテルを出たら、
すぐ北京の夜。
泊まったのは、北京天安門前門大街Manxinホテル。今回うれしかったのは、目の前が前門大街だったことです。


ホテルに着いても、そのまま寝てしまうのはもったいない。外へ出ると、お店の明かりが並び、まだまだ人が歩いています。
私たちが訪れた日は、22時ごろでも開いているお店が多く、にぎやかでした。食べる場所を探しながら歩いているだけで、もう立派に北京旅行。前門大街の近くに泊まってよかったと思った瞬間です。
翌朝も、起きたらすぐ散歩に出られます。短い滞在では、ホテルから街までのひと手間がないだけで、楽しめる時間が増える気がします。
Manxinホテルの料金・客室を見る ↗中国語名:北京天安门前门大街漫心酒店。宿泊日を入れて、料金や部屋の写真を確認できます。

北京に来たからには、
北京ダックが食べたい。
今夜いちばん楽しみにしていたのが、これ。バルセロナに着く前から、すっかり食いしん坊の旅です。


お店の名前を覚えていなかったのですが、あとから支払い履歴を見返して分かったのが「京福巷」。看板の写真も残しておいてよかったです。
北京ダックは半羽で約2,000円。日本で食べるともっと高くなる印象があるので、かなりお得に感じました。ほかのメニューを見ても、あれもこれも手頃。つい、もう一皿頼みたくなります。
この日のレストランの支払いは、ほかの料理も含めて240元。北京ダック単品の金額とは別ですが、ちゃんと夕食を楽しめて満足でした。

長い乗り継ぎが、
おいしい寄り道になりました。

同じ通りを、
朝も歩いてみる。
夜のにぎわいが少し落ち着いた前門大街。人はいるけれど、昨日よりのんびり歩ける。朝には朝のよさがありました。

北京らしい建物で、いつものスタバ。
前門大街のスターバックスは、建物からしてすてき。夜に見つけて写真を撮り、明るい時間にはドリンクと一緒にもう一枚。
日本と似ているようで、ちょっと違うメニュー。味は安定しておいしくて、旅先でもほっとします。知らないお店に入る楽しさもあるけれど、知っているお店の違いを見つけるのも好きです。


気になっていた羊肉串。正直な感想は……。
前門大街では羊肉串の店をいくつも見かけました。写真の「東来順羊肉串」は夜に行列ができていたので、翌朝、すいているときに食べてみることに。
楽しみにしていたのですが、私たちの好みでは、ソウルの屋台で食べた羊串のほうがおいしかったかな。今回のものは、期待していた感じとは少し違いました。行列を見て期待がふくらみすぎたのかもしれません。
旅先の食べ歩きは、全部が大当たりとは限らない。それも含めて、あとから話したくなる思い出です。

カニまんにストロー? ちょっとどきどき。
もうひとつ目を引いたのが、大きなカニまんにストローを刺した食べ物。看板には「蟹黄湯包」と書かれています。
これ、吸った瞬間にやけどしない? と身構えましたが、私たちが食べたものは、案外あたたかいくらい。スープにはしっかりカニの味がして、おいしかったです。
ただし、1個50元。約1,150円と思うと、なかなかの観光地価格。「おいしいけど、ちょっと高いね」と思ったのも本音です。見た目の楽しさも含めて、一度食べてみるには面白い一品でした。


あの門を見たい。
でも、この行列!
最後に向かったのは、毛沢東の肖像が掲げられた天安門。写真で何度も見た景色を、自分たちの目でも見ておきたくなりました。
ところが、10時ごろには周辺にものすごい人。午後にはバルセロナ行きの飛行機が待っています。この列に並んで、歩いて見学して、空港へ戻るのは厳しそうでした。
そこで、タクシーでぐるっと回って眺めることに。これが、私たちにはとてもよかったです。車窓からあの門が見えて、「北京に来たね」と実感。歩く時間も減らせて、体も楽でした。
じっくり見学するのは、また北京へ来たときのお楽しみ。今回は、外から見られただけでも十分うれしかったです。


車で通れる道や見え方は、交通規制などで変わります。
最後は少しぜいたくに。
いい車で空港へ。
空港へ戻る配車では、プレミアムを選んでみました。迎えに来た車が、想像以上に立派。
ゆったりしたシートに座ると、街歩きのあとにはありがたい快適さです。このあと長いフライトがあるので、空港まで楽に移動できるのはうれしい。
プレミアムでも、届く車はそのとき次第。料金を見ながら、帰りだけ少し奮発するのもいいなと思いました。

同じように寄り道するなら、出発前にここだけ確認
乗り継ぎ18時間20分には、入国・移動・睡眠・出国手続きの時間も含まれます。今回の日程をそのまま再現するのではなく、航空会社が案内する空港到着時刻から逆算して、街を出る時間を決めておきましょう。
今回の予約画面には「手荷物受取&再預け不要」とありました。自分の航空券でも同じか、出発時のカウンターで確認してください。
2026年9月29日に確認した公式案内では、日本の一般旅券による観光・トランジットなどの30日以内の滞在は、2026年12月31日までビザ免除の対象です。入国には審査があり、条件は変更されることがあります。中国ビザ申請サービスセンターの案内で、渡航時の条件をご確認ください。
24時間以内の乗り継ぎだから自動的に街へ出られるわけではありません。国家移民管理局の案内も確認し、先の航空券とホテルの予約をすぐ見せられるようにしておくと安心です。
